
川崎大師(正式名:平間寺)は、関東三大師の一つとして900年近い歴史を持つ厄除けで有名な寺院です。
「厄除けのお大師さま」として多くの参拝者に親しまれ、年間を通して多くの方がお祓い(護摩祈祷)を受けに訪れます。
この記事では、川崎大師でのお祓いについて、料金から申込方法、当日の流れまで詳しく解説します。
川崎大師のお祓いとは?

護摩祈祷の意味と功徳
川崎大師では「お護摩祈祷」と呼ばれる厳粛な儀式を通じてお祓いを行います。護摩祈祷は、梵語でホーマ(homa)といい、「焚く」「焼く」などの意味を持ち、仏の智慧の火を以て煩悩(苦の根元)を焼きつくすことを表します。
御本尊厄除弘法大師のご宝前に設けられた護摩壇で、導師が護摩木を焚いて祈願を行う真言宗の正統な密教儀式です。この儀式により、大厄が消除され、家内安全、商売繁昌、病気平癒、心願成就などの諸願成就が祈願されます。川崎大師公式サイト
正式名:金剛山金乗院平間寺(こんごうざん きんじょういん へいけんじ)
川崎大師の歴史と由来
川崎大師の創建は大治3年(1128年)にさかのぼります。平間兼乗(ひらまかねのり)という漁師が42歳厄年の時、夢のお告げに従い海中から引き揚げた弘法大師の尊像をお祀りしたことが始まりです。兼乗はそのご加護により厄が除かれ、無実の罪も晴れたことから、「厄除けのお大師さま」として信仰されるようになりました。川崎市教育委員会
お祓い(護摩祈祷)の料金と種類

護摩祈祷の料金体系
川崎大師のお祓い料金は以下の通りです:
| 祈祷の種類 | 料金 |
|---|---|
| お護摩 | 5,000円・7,000円・10,000円 |
| 大護摩 | 20,000円 |
| 特別大護摩 | 30,000円以上 |
お護摩札の種類
お護摩札には2つの形があります:
木札
- 木に和紙をかけ水引を結んで作られた伝統的なお護摩札
- お仏壇や神棚などの清浄な場所にお祀りします
懐中紙札
- 和紙で作られた持ち運びやすいサイズ
- バッグに入れて持ち歩いたり、受験時や出産時にも適しています
願意(お願いごと)の種類
お護摩札1体につき1つの願意を選べます。主な願意は以下の通りです:
- 災厄消除(やくよけ) – 厄年にあたる人の厄難を除ける
- 家内安全 – 家族の安全と平和を祈る
- 商売繁昌 – 事業の発展と成功を祈る
- 健康長寿 – 病気平癒・健康維持を祈る
- 学業成就 – 進学・合格・就職成就を祈る
- 交通安全 – 車やバイクの安全運転を祈る
その他、身上安全、心願成就、大願成就、必勝祈願、良縁成就、安産満足など、様々な願意に対応しています。
護摩祈祷の時間と予約について

祈祷時間(令和7年)
川崎大師の護摩祈祷は予約不要で、当日直接お申し込みいただけます。
平常時(2月1日・3日~12月31日)の時間表
月曜日~土曜日(祝日含む)
- 午前:6:00(10月~3月は6:30)、9:00、10:30、11:30
- 午後:1:00、2:30、3:30
日曜日
- 午前:6:00(10月~3月は6:30)、9:00、10:30、11:30
- 午後:1:00、2:00、3:00、4:00
毎月21日のみ
- 午前:6:00、9:00、10:30、11:30
- 午後:1:00、2:00、3:00、4:00
毎月20日のみ宵大師修行
- 午後7:00
※行事等により時間を変更することがあります ※祈祷時間の10~15分前までのお申込みをおすすめします
お祓い当日の流れと体験談
申込から祈祷までの流れ
- 受付での申込み
- 大本堂右側の「お護摩受付所」で申込用紙に必要事項を記入
- 祈祷料を支払い、「お護摩札お渡しの証」を受け取る
- 大本堂での護摩祈祷参加
- 案内に従い大本堂へ入堂(靴を脱いで畳に上がる)
- 護摩祈祷に参拝し、御本尊厄除弘法大師の近くで祈願
- お護摩札の受け取り
- 祈祷終了後、名前の五十音順に並んだ窓口でお護摩札を受け取る
実際の体験談から学ぶポイント
ある体験者の声によると、護摩祈祷は約25分間の厳粛な儀式で、「地響きのような太鼓、仏具のキーンとした金属音、お坊さんたちの一定のトーンで重なるお経」により、非常に神聖な雰囲気を味わえるとのことです。体験談
参拝時の服装と持ち物
服装について
川崎大師では特別な服装規定はありませんが、以下の点に注意しましょう:
推奨される服装
- 清潔感のある服装
- 脱ぎ履きしやすい靴(大本堂で靴を脱ぐため)
- 長時間座れる楽な服装(護摩祈祷は約25分間)
避けるべき服装
- 露出の多い服装(タンクトップ、短パンなど)
- 派手すぎる色柄の服装
- カジュアルすぎる服装
持ち物チェックリスト
- 現金(祈祷料5,000円~、お土産代、お賽銭用小銭)
- 時計(時間管理のため)
- 身分証明書(申込用紙記入のため)
厄年について知っておきたいこと
厄年早見表
本厄
- 男性:25歳、42歳、61歳
- 女性:19歳、33歳、37歳、61歳
前厄・後厄
- 本厄の前後1年ずつ
川崎大師独自のポイント
川崎大師では「数え年」と「満年齢」のどちらでも厄年として対応しています。申込時にどちらの年齢でお護摩札を作成するか選択できるため、迷った場合は受付で相談しましょう。
アクセス情報
所在地
- 〒210-8521 神奈川県川崎市川崎区大師町4−48
- 044266-3420
- 5時30分~18時00分
電車でのアクセス
最寄り駅:京急大師線 川崎大師駅
- JR川崎駅→京急川崎駅→大師線乗り換え→川崎大師駅(徒歩8分)
自動車交通安全祈祷殿:京急大師線 東門前駅
- 川崎大師駅から1駅、徒歩約5分
駐車場情報
川崎大師には自動車交通安全祈祷殿に隣接した駐車場があります。また、周辺にも多数の時間貸し駐車場が点在しています。初詣や厄除けのハイシーズンは混雑するため、公共交通機関の利用をおすすめします。
郵送でのお護摩札申込み
遠方にお住まいの方や時間の都合で参拝できない方向けに、お護摩札の郵送サービスも行っています。
申込み方法
現金書留での申込み
- 申込書をダウンロードして必要事項を記入
- 現金書留で祈願料と郵送料を送付
インターネット申込み
- 川崎大師オンラインから申込み可能
- クレジットカード決済対応
お護摩札の到着まで1~2週間程度かかります。
よくある質問
- Q予約は必要ですか?
- A
予約は不要です。当日直接お護摩受付所でお申し込みください。
- Q厄年でなくてもお祓いを受けられますか?
- A
はい、厄年以外の方でも厄除けやその他の願意で祈祷を受けられます。
- Q家族や友人と一緒に申し込めますか?
- A
可能です。ただし、お護摩札は1人1体となります。
- Qお護摩札はいつまで持っていればよいですか?
- A
1年間お祀りした後、川崎大師の納札殿にお納めいただくか、郵送でお納めできます。
まとめ
川崎大師でのお祓い(護摩祈祷)は、900年の歴史を持つ伝統的な厄除け祈願です。予約不要で気軽に参加でき、5,000円からの手頃な料金で本格的な密教儀式を体験できます。
厄年の方はもちろん、人生の節目や新しいスタートを切る際のお守りとして、多くの方に愛され続けています。川崎駅からのアクセスも良好で、仲見世での食べ歩きや買い物も楽しめるため、一日を通して充実した参拝体験ができるでしょう。
大切なのは、お祓いを受けることで心を清め、新たな気持ちで日々を過ごすことです。川崎大師の厄除弘法大師さまのご加護を受けて、健やかで充実した1年をお過ごしください。
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